JR北海道 天塩中川駅
天塩中川(てしおなかがわ)
宗谷本線 佐久 天塩中川 問寒別
所在地 北海道中川郡中川町字中川
駅番号 W64
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道))
所属路線 宗谷本線
キロ程 161.9km(旭川起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員 6人/(2014年)
開業年月日 1922年(大正11年)11月8日
駅種別 無人駅
天塩中川駅
天塩中川駅
駅名標 待合所
駅名標 待合所
出札窓口 駅舎
出札窓口 駅舎
キハ261系気動車 キハ54形気動車
キハ261系気動車 キハ54形気動車
天塩中川駅(てしおなかがわえき)は、北海道(上川総合振興局)中川郡中川町字中川にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。
電報略号はテナ。事務管理コードは▲121834。駅番号はW64。
特急「宗谷」「サロベツ」含む全列車が停車する。

歴史

  • 1922年(大正11年)11月8日:鉄道省天塩線音威子府駅 - 当駅間開通に伴い誉平駅(ぽんぴら)として開業。一般駅。あわせて天塩中川線路分区設置。
  • 1923年(大正12年)11月10日:当駅 - 問寒別駅間延伸開通に伴い中間駅となる。
  • 1924年(大正13年)6月25日:線路名を天塩南線に改称、それに伴い同線の駅となる。
  • 1926年(大正15年)9月25日:天塩南線と天塩北線を統合し線路名を天塩線に改称、それに伴い同線の駅となる。
  • 1930年(昭和5年)4月1日:天塩線を宗谷本線に編入、それに伴い同線の駅となる。
  • 1942年(昭和17年)9月8日:同日の中川村(当時)議会に当駅と宇戸内駅(→歌内駅)の改名について関係庁への申請提案が提出、同日可決。
  • 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
  • 1951年(昭和26年)7月20日:天塩中川駅に改称。
  • 1953年(昭和28年)11月:現駅舎落成。
  • 1968年(昭和43年)10月:筬島・天塩中川・問寒別の線路分区を統合し、音威子府保線区天塩中川保線支区を設置。
  • 1982年(昭和57年)11月15日:貨物取扱い廃止。
  • 1984年(昭和59年)
    • 2月1日:荷物取扱い廃止。
    • 11月10日:駅員無配置駅となり、出改札要員廃止、運転要員のみ配置となる。簡易委託化。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:音威子府駅 - 南稚内駅間の閉塞方式が通票閉塞式から特殊自動閉塞(電子符号照査式)に変更となり、CTC化されたことにより要員配置も終了、乗車券類は駅前の日通営業所で販売、駅舎内で販売する時間帯もあった。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる。
  • 1991年(平成3年)11月13日:駅長を再配置して、有人駅となる。
  • 2005年(平成17年)6月9日:簡易委託取扱廃止。
  • 2014年(平成26年)
    • 5月:駅舎の所有が中川町となり、改修工事に着手。
    • 11月8日:駅舎改修工事完成。
  • 2015年(平成27年)3月:簡易委託、保線基地での指定席の扱いを終了、完全な無人駅となる。
  • 乗車券類は駅前の北はるか農業協同組合中川支所で委託発売されていた。また、駅横の別棟にある保線事務所2階(天塩中川駅工務)で指定席券類の受付(予約販売のみ)を行っていた。
  • 2016年(平成28年)4月1日:工務社員の配置を廃止。

駅名の由来

当駅の所在する地域名(字名)より。元来ここの地名は現在でも大字名となっている「物満内(ものまない)」であったが別の名称が使われた。この経緯については1922年(大正11年)8月21日付で北海道鉄道建設事務所長より鉄道大臣に宛てて送られた「新線駅名改称具申文書」に「当所天塩中川駅は土地の名称をとって物満内駅を考えていたが、2字以上の駅名は事務上煩雑であるので、2字名に改称したい」とあり、これによって「天塩中川」の名称が決まったとされている。
「天塩中川」の名称はアイヌ語に漢字をあてたものとされているが由来となった語は諸説あり、1973年に国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』では、「砂・の中・川(細い砂浜を通っている川)」を表す「オタニコㇿナイ(ota-nikor-nay)」と「崖・の端・にある・川」を表す「ピラケㇱオマナイ(pira-kes-oma-nay)」の両地名がそれぞれ転訛し、「オサニコンナイ」「ピラケシマナイ」となったものの混成、としている。
別説として『駅名の起源』(1939年版)では、「川尻を下るところにある小沢」を意味する「オサシマナイ」という語の上部を採った説。また『音威子府村史』では「オタニコㇿナイ→オタニコンナイ→オサニコンナイ→オサシマンナイとなり、オサシマに漢字の天塩中川を当てて駅名とした」とした説を示している。

駅構造

稚内方に向かって左手に駅舎を配置する相対式ホーム2面2線の列車交換可能な地上駅(無人駅)で、互いのホーム南端を構内踏切で結んでいる。
駅舎対向の2番線は上り列車のみ発着可能であるが、駅舎側の1番線は上下列車とも使用可能である。
そのほか1993年(平成5年)3月時点では2番線の旭川方から分岐した、南側への行き止りの側線を1線、その途中から北側に分岐した行き止りの側線を1線有していた。また、1983年(昭和58年)4月時点では対向側ホーム外側への副本線を1線有し、また1番線の稚内方から分岐し駅舎北側のホーム切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線とその途中から分岐した側線を2線有していた。これらの側線は1993年(平成5年)3月までには撤去された。
駅舎は構内の西側に位置し1番線ホーム中央部分に接している。現在の駅舎は1953年(昭和28年)に落成し、2014年(平成26年)に中川町がJR北海道から譲り受けた上で、地元産のトドマツを用いた改修工事を実施し、落成当初の雰囲気を再現している。待合室横の旧駅事務室を改装し、町のイベントスペース「中川町交流プラザ」を開所。身障者用トイレも設置した。床面積は110平方メートルで、改修工費は5070万円であった。またこの改修工事にあわせ、町によって無料公衆Wi-fiスポットが設置されている。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 宗谷本線 下り 稚内方面
上り 名寄・旭川方面
2 上り 名寄・旭川方面 一部の普通列車