JR北海道 音威子府駅
音威子府(おといねっぷ)
宗谷本線 咲来 音威子府 筬島
所在地 北海道中川郡音威子府村字音威子府509番地
駅番号 ○W61
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 宗谷本線(直通含む)
キロ程 129.3km(旭川起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員 54人/(2018年)
開業年月日 1912年(大正元年)11月5日
駅種別 直営駅(管理駅) みどりの窓口
音威子府駅
音威子府駅
駅名標 待合所
駅名標 待合所
跨線橋 出札窓口
跨線橋 出札窓口
キハ54形気動車 天北線資料室
キハ54形気動車 天北線資料室
音威子府駅(おといねっぷえき)は、北海道中川郡音威子府村字音威子府にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。電報略号はオト。事務管理コードは▲121830。駅番号はW61。特急「宗谷」「サロベツ」含む全列車が停車する。
音威子府村の代表駅。かつては天北線が分岐する交通の要衝であり、現在も特急「宗谷」「サロベツ」を含めた全定期列車が停車し、中頓別、浜頓別、猿払、枝幸などの周辺市町村とを結ぶ路線バス・都市間バスとの乗換駅ともなっている。
JRの特急列車の停車駅の中では、最も人口の少ない自治体に位置する。

歴史

  • 1912年(大正元年)11月5日:鉄道院宗谷線恩根内駅 - 当駅間開業にともない開業。一般駅。
  • 1914年(大正3年)11月7日:宗谷線(→宗谷本線→北見線→天北線)当駅 - 小頓別駅間延伸開業。
  • 1919年(大正8年)11月1日:名寄機関庫音威子府分庫設置。
  • 1921年(大正10年)
    • x月x日:跨線橋設置。
    • 10月5日:名寄機関庫音威子府分庫が廃止され、音威子府機関庫として設置。
  • 1922年(大正11年)11月8日:天塩線(→天塩南線→天塩線→宗谷本線)当駅 - 誉平駅間開業。
  • 1926年(大正15年)7月30日:音威子府職員駐泊所を設置。
  • 1930年(昭和5年)5月16日:音威子府機関庫が廃止され、名寄機関庫音威子府分庫が設置(再設置)される。
  • 1946年(昭和21年)8月1日:名寄検車区音威子府派出所を音威子府支区に改組。
  • 1947年(昭和22年) 11月:名寄鉄道公安所音威子府駐在所を設置。
  • 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
  • 1952年(昭和27年):跨線橋を現在のものに架け替え。
  • 1954年(昭和29年):構内連動装置を機械連動装置から電気連動装置(第2種継電丙)に交換。
  • 1962年(昭和37年):公衆電報取扱業務を廃止。
  • 1968年(昭和43年)10月1日:音威子府保線支区を設置。
  • 1970年(昭和45年)10月:チップ工場完成、チップサイロ用専用線敷設。
  • 1971年(昭和46年)11月1日:シェル石油油槽所専用線開業(専用線使用開始は12月1日)。
  • 1978年(昭和53年)6月30日:名寄機関区音威子府支区廃止。
  • 1979年(昭和54年)8月11日:同日4時8分に当駅構内に進入した下り普通貨物第375列車(DE10 1709牽引、現車24両)が分岐器(制限35km/h)での速度超過により前から5両目以降14両目までの10両が脱線(一部横転)し、構内上下本線・副本線全てを支障し、一部軌道を破壊(死傷者なし)。同日17時49分までに本線2番線のみが復旧し、翌々日13日0時45分に本線3番線が復旧、17時に全車両を撤去し復旧作業終了。
  • 1980年(昭和55年)9月6日:駅前に村内にアトリエを構える彫刻家、砂澤ビッキによる高さ15 m のモニュメント(ヤチダモ材のトーテムポール)、「オトイネップタワー」を設置。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:貨物・荷物扱い廃止。また、駅裏のシェル石油油槽所が、当駅貨物取扱廃止とともに閉鎖される。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる。
  • 1989年(平成元年)5月1日:天北線廃止(宗谷バス天北線、のちの天北宗谷岬線に転換)。
  • 1990年(平成2年)
    • 5月1日:現駅舎「音威子府交通ターミナル」落成、駅舎内に宗谷バス窓口と「天北線資料室」を設置。ホーム上に所在した構内のそば店「常盤軒」(後述)も駅舎内に移転。
    • 11月13日:宗谷北線運輸営業所発足に伴い営業務のほかに保線・電気・営林の職場を傘下に統合。
  • 2016年(平成28年)4月1日:当駅所属の工務社員を廃止し、名寄保線所の所属(音威子府保線管理室)となる。
  • 2020年(令和2年)2月:新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) による影響を受け、「常盤軒」が長期休業に入る。
  • 2021年(令和3年)2月8日:休業中であった「常盤軒」店主が前日死去したことに伴い、同日付で「常盤軒」閉店。
  • 2022年(令和4年)3月12日:同日より出札窓口が日・祝日休業となる。
  • 2023年(令和5年)9月30日:同日での宗谷バス天北宗谷岬線廃止(音威子府 - 浜頓別間デマンドバス化)に伴い、同日の営業をもって駅舎内の宗谷バス窓口閉鎖。
  • 2025年(令和7年)7月4日:同日から同年9月下旬までの週末に旧常盤軒を利用した「駅そば音威子府」が開店(その後、一時閉店を経て12月末まで延長)。

駅名の由来

所在地区名より。なお、開通当時「音威子府」は一市街の名称であり、現在の音威子府村が成立した際の村名は常盤村であったが、1963年(昭和38年)に音威子府村に改称している。

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、あわせて2面3線を持つ地上駅である。1番線は有効長が短く、普通列車のみ使用する。ホーム間の移動は跨線橋を使う。
社員(駅員)配置駅、みどりの窓口設置(営業時間:08:15 - 16:10 日・祝日休業)。自動券売機はなく、近距離切符・入場券もみどりの窓口での購入となる。
駅舎は、天北線廃止後、音威子府村の予算によって木造駅舎から現在の交通ターミナル駅舎に改築された。駅本屋の隣には名寄保線所音威子府保線管理室(旧・音威子府駅工務)の事務所もある。
かつては夜間滞泊が設定されていたが、現在は名寄駅に留置されている。
駅舎はバス待合所を兼ねており、「交通ターミナル」と称している。旧天北線代替バスを運行する宗谷バスの出札所があったが2023年(令和5年)9月30日限りで代替バスが廃止となり、同時に窓口も閉鎖された。このほか、音威子府村地域バス(咲来・天塩川温泉方面)が発着している。また、天北線関連資料が展示されている「天北線資料室」が併設されている。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 宗谷本線    下り 稚内方面  普通列車
上り 名寄・旭川方面
2 下り 稚内方面 特急列車・普通列車 
3 上り 名寄・旭川方面


音威子府(おといねっぷ)
天北線   音威子府 上音威子府
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 天北線
キロ程 0.0 km(音威子府起点)
駅構造  地上駅 
開業年月日  1914年(大正3年)11月7日 
廃止年月日 1989年(平成元年)5月1日