JR東海・函南駅
函南(かんなみ)
東海道線   熱海 函南  三島
所在地 静岡県田方郡函南町大竹190-6
駅番号 CA01
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 東海道本線(静岡地区)
キロ程 114.5km(東京起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員 2,985人/日(2023年)
開業年月日 1934年(昭和9年)12月1日
駅種別 直営駅 JR全線きっぷうりば
函南駅
函南駅
函南駅(かんなみえき)は、静岡県田方郡函南町大竹にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA01。
函南町の北東の外れに位置し、函南町の中心部から離れた場所にある。
静岡県内にある東海道本線の駅としては唯一、町に所在する駅である。
丹那トンネルの西口にあり、このトンネルが開通した1934年(昭和9年)12月に駅は開業した。
現在の停車列車は普通列車のみである。1996年(平成8年)3月に特急列車に格上げされるまでは、急行「東海」1号・4号が停車していた。

駅名標 自動改札機
駅名標 自動改札機

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームの無い待避線(副本線)も上下1本ずつ敷設されている。
また保線車両用の側線が上り線北側に設けられている。
三島方・熱海方それぞれに渡り線も設置されており、工事臨時列車や軌道検測車の折り返しに使われている。
駅舎は構内南側にあり、木造平屋建てで開業当時からのものだが、リニューアルされている。
駅舎内には、JR全線きっぷうりばや自動券売機、ICチャージ機、待合室、自動改札機設置。
旅客列車・貨物列車を問わず列車本数が多いため、運転業務を取扱う運転取扱駅となっている。
また、駅員が終日配置される直営駅(駅員配置駅)であるが、三島駅の管理下にあり、管理駅長は配置されず地区駅長が配置される。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 東海道線  下り 沼津・静岡方面
2 上り 熱海・東京方面

歴史

  • 1934年(昭和9年)12月1日:鉄道省東海道本線熱海-沼津間新線(丹那トンネル経由)開通に伴い開業、旅客・貨物営業開始。
  • 1971年(昭和46年)10月1日:貨物取扱廃止。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる。
  • 2008年(平成20年)3月1日:ICカード「TOICA」の利用範囲が当駅まで拡大。ただし静岡方面のみ利用可能で、熱海駅との間は使用出来ない。
  • 2014年(平成26年)3月24日:バリアフリー整備が完了し、新たにエレベーターと多機能トイレの設備が使用開始。
  • 2021年(令和3年)3月13日:熱海駅方面においてICカード「TOICA」の利用が可能となる。